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消防士の給料・年収

3消防士は昔から子どもたちの憧れであり市民を守るヒーローで、一般企業のサラリーマンにはない責任感が味わえる素晴らしい職業といえるでしょう。
また、命をかけて働く人命救助という仕事は多くの人に感謝され、社会的信頼感が厚く誇りを持てる仕事です。そんな消防士の方の収入は学歴や階級による違い、特殊勤務手当などにより差があります。
平均年収は、推定で600万円台〜700万円前半といわれていますが、様々な境遇により変化します。ここでは消防士の給料や年収、それに関わる情報を簡単に紹介いたします。

一般的な給与について

一般的な給与について 消防士は警察と同様、上下の区分をはっきりさせることで万が一の災害が発生した場合の指示や責任を明確にしています。
その区分は細かく分類され10の階級に分かれ、消防士の給料はこの階級と勤続年数の混同によって決まるのです。階級は実力主義のため、昇進試験を突破することで昇給し、給料を上げていくことができます。試験は競争試験で平等な試験なので、火災発生と同時に現場へ急行し消火の任務を遂行する消防士が、本人の努力によりトップの地位に当たる消防総監や消防署長になることも可能です。ここで簡単に階級の種類を紹介いたします。

消防士の階級について

消防士の階級について 119番の通報を受けて、交通事故や一般事故(転落事故など、交通事故以外の事故)でケガを負った人、また急病人などに対して応急手当てを施し、医療機関に搬送する任務です。
基本的には隊長、運転員、隊員の3人が1組になって出動し、このうち1人は救急救命士の資格を持っていることが一般的です。現場における応急手当は高度な処置と的確な判断が必要となるため、資格をもつ救急救命士が同乗しているのです。
以前の救急活動は「早く乗せ、早く運ぶ」ことが優先されていました。しかし現在はそれよりも傷病者を発見してから病院への到着までに、いかに正確かつ迅速に状況を観察、判断し、適切な処置を行えるかが重視されるようになりました。
そのため、国家資格を持った救急救命士や専門の研修を受けた救急隊員が同乗し、必要な応急処置を行いながら最適な医療機関に迅速かつ安全な搬送に努めています。さらに、地域の住民等に対して心臓マッサージや人工呼吸など、救急車の到着までに行うべき応急手当の方法を講習会等で指導するという任務もあります。

消防士の階級と概略 ※階級が低い順

<消防士>
火災発生の際にいち早く現場へ急行し、消火活動と人命救助にあたる職務。一般的には消防隊員とも呼ばれている。

<消防副士長>
消防士長と消防士の中間にあたる階級。消防士の中ではリーダー的な存在。消防士としての優秀な実績や年功によって任命される。

<消防士長>
火災発生の際にいち早く現場へ急行し、消火活動と人命救助にあたる職務。一般的には消防隊員とも呼ばれている。

<消防司令補>
消防士長を数年間務めた後、昇任試験を受けて任命される。現場では、ポンプ隊・救急隊・特別救助隊・機動部隊などの隊長として任務する。

<消防司令>
災害現場での指揮を取る重要なポスト。現場の指揮決定権を持ち、最高責任者として任務を遂行する。消防本部では消防署署長の階級にあたる。

<消防司令長>
消防吏員の数が100人以上、もしくは人口10万人以上の市町村での消防本部の署長・消防長の階級にあたり、現場には出ない職務。

<消防監>
火災発生の際にいち早く現場へ急行し、消火活動と人命救助にあたる職務。一般的には消防隊員とも呼ばれている。

<消防正監>
消防吏員の数が200人以上、あるいは人口30万人以上の市町村の消防本部の消防長同様の階級。消防監同様、現場に出ることはない。

<消防司監>
政令指定都市の消防本部で消防長を務める職員の階級。政令指定都市では消防長、東京消防庁においては次長・部長の地位。

<消防総監>
消防庁の長。この地位と職名は、東京消防庁のみのもの。東京以外の消防本部に対しては権限がなく、消防吏員の階級としては最高位。

特殊勤務手当の一例

常に上を目指す人間にとっては、最終学歴に関わらず昇進試験によって収入をはじめ社会的地位などもランクアップできる実力社会であり、消防士は常に自己研鑽の必要とされる職業です。
給料・年収アップにも重要な階級の違いだけではなく、特殊勤務手当も重要なポイント。これは非現業国家公務員の給与について定められた法律により、支給される手当です。
自治体ごとの沿革により、手当の種類、金額、名称など様々ですが平均的には5〜6種類の手当があります。ここで代表的ないくつかをご紹介します。

1. 危険作業手当
2. 国際緊急援助手当
3. 緊急対策業務等手当
4. 不快作業手当
5. 重勤務作業手当
6. 消防業務手当
7. はしご自動車等専従手当
8. 夜間緊急招集手当
9. 深夜特殊業務手当
10. 有害物取扱い手当
以上のような、階級や手当によって年収も大きく変わるため、トップとなる東京消防庁の消防総監は、1000万円以上ともいわれています。
このように高収入という点からも、消防士の需要は年々高まっています。

また、火事だけではなく地震などの災害が起こった際にも活躍する職業のため、世の中の景気に関わらず必ず仕事があるため、安定した職業なのです。

現代社会の中で消防士は非常に安定性と将来性のある職業といえるでしょう。